なんじゃくにっき

プログラミングの話題中心。

読書

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた

『この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた』 を読んだ https://www.yodobashi.com/product/100000086600731018/ ゼロから文明を育てるシミュレーションゲームは個人的に大好きなジャンルで、それの仕様を自分だったらこうするとか妄想するのに役立ちそ…

キャズム Ver.2 増補改訂版

www.shoeisha.co.jp 初版を読んだのが10年以上前で、改訂版が出ていると知らなかったので読んだ。 英語版の3版の訳がこの日本語の改訂版のよう。 基本的な構成は変わらずに、事例をアップデートしたとのこと。 2014年出版なのでそれからまた8年も経っている…

読書: 蔡英文 新時代の台湾へ

「新時代の台湾へ」を読んだ。 https://www.amazon.co.jp/%E8%94%A1%E8%8B%B1%E6%96%87-%E6%96%B0%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%81%B8/dp/4560092486 現在の台湾の総統の蔡英文が総統戦の前に書いた本。 大衆に向けてのプロパガンダ的目…

Rubyのしくみ

会社で借りて読んだ。 普段Ruby使ってるから知っておこうと思って。 主にコンパイラとかVMあたりの話。 低レイヤー領域なので、普段のコード書くのにはすぐに役立つことは少なそうだけど、 あまり聞いたことのない話が多くて面白い。 1-3章は字句解析とかそ…

鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集を買ってきた。文庫本で定価700円(税込)。超、超お買い得。少しだけ文章があるものの殆どが画。総天然色版を出して欲しいくらいでござんす。 有名な妖怪で、日本古来の妖怪と思われているものでも、実は石燕創作のもの、なんて輩…

【読書】悪魔の飽食

悪魔の飽食(森村誠一 著)を読んだ。 森村誠一っていうと医療モノ、歴史モノのミステリ、小説が多いが、これはドキュメンタリー。細菌兵器の開発や人体実験を行っていた帝国陸軍の七三一部隊に関しての記録。 少し作品について調べてみたら、全てが事実とい…

【読書】メメント

メメント(クリストファー・ノーラン: 原案、今野雄二: 著、ソニーマガジンズ刊) 映画を見て気になったので書籍版を読んでみた。あくまでもノベライズ版、ということで原作、というわけではないみたい。時間軸の進み方は順方向。DVDの特典の『逆再生』と同…

【読書】超・格差社会 アメリカの真実(小林由美 著 文春文庫)

超・格差社会 アメリカの真実(小林由美 著 文春文庫)を読んだ。 2006年に刊行された単行本の内容に、リーマンショックについての章を追加しての文庫版となる。中身を読む前は、格差社会の負の側面、アメリカ化する日本を批判する内容かと思ったが、読んで…

まつもとゆきひろコードの世界

古本屋に行った。雑誌半額セール中だった。まつもとゆきひろコードの世界を買った。半額だった。「店員さん、これ、雑誌ちゃう、専門書や」と心の中で突っ込みを入れたが、安くしてくれるんだから黙っておいた。 Rubyはあまり知らなくても結構軽く読めて面白…

【読書】堕落論

坂口安吾の堕落論を読んだ。半世紀以上前の著作だが、全然朽ちているようには思えない。これはもっと前に読んでおくべきだった。何故だか勝手に難しそうと思って読まずだったのだが、実際は凄い読みやすい。