なんじゃくにっき

プログラミングの話題中心。

Prolog 開発環境のインストールからHello, Worldまで

Prologの処理系は沢山、沢山あります。
ですので、Prologの学習を始める際にどれを使っていいのか迷うことになりますが、
ここではSWI-Prologを使うことにします。
SWI-PrologLinux版、Windows版、Mac版とあります。
ライセンスはLGPL
 
トップページからDownloadを選択し、自分の使っているOSに合ったインストーラをダウンロードします。
そのインストーラを実行すればインストールできます。
途中迷うところは殆どないと思いますが、デフォルトで拡張子への関連付けが
「.pl」になっています。Perlのファイルと紛らわしいと思うときは他の拡張子にしましょう。
「.pro」か「.swi」がよく使われるみたいです。
 
SWI-Prologを起動するにはインストールしたディレクトリの下の
/bin/swipl-win.exeを実行します(Windowsの場合)。
またはインストール時に関連付けられたPrologファイルを開くことでも起動されます。
 
起動すると

% library(win_menu) compiled into win_menu 0.00 sec, 11,536 bytes
% library(swi_hooks) compiled into pce_swi_hooks 0.00 sec, 2,188 bytes
Welcome to SWI-Prolog (Multi-threaded, 32 bits, Version 5.10.4)
Copyright (c) 1990-2011 University of Amsterdam, VU Amsterdam
SWI-Prolog comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY. This is free software,
and you are welcome to redistribute it under certain conditions.
Please visit http://www.swi-prolog.org for details.

For help, use ?- help(Topic). or ?- apropos(Word).

1 ?- のような画面が表示されます。
1 ?-とかいうのは次回以降説明します。
ここで


write('Hello, World!').

と入力すると


Hello, World!
true

と表示されます(処理系によってはtrueの代わりにYESと表示されることもあります)。
 
 
SWI-Prologを終了するには

halt.

と入力します。
 
 
次回から文法などを説明します。