昨日のNatureに載っていた分。
Primitive soft-bodied cephalopods from the Cambrian
http://www.nature.com/nature/journal/v465/n7297/abs/nature09068.html
中期カンブリア紀に棲息していたネクトカリスは
節足動物だと思われていたが実は頭足類だったっていうお話。
復元図を見ると2本足になっている(英語では腕?)。
初期の頭足類は2本足だったのかなー?と古代に思いを馳せてみるとわくわくする。
イカやタコも10本足や8本足だったりするけどそのうち2本が特殊だし。
もっともこのネクトカリスが特殊だったのかもしれないが。
驚くべきだと思ったのは、軟体部の保存状態が非常に良いということ。
これよりもっと後の時代のアンモナイトでさえ足が保存された化石は今まで世界中に一つもないというのに。