Herokuに引き続き、PlanetScaleの半永久無料枠が終了してしまいました。
個人開発でサービスを公開したいけど維持費を無料にしたいとか、法人でもサービス開発初期の費用を抑えたいときはどうしましょう、という話。
注意
紹介しているサービスの内容は変更されている可能性があります。また、筆者の調査が不十分なこともあります。
この記事によって損害を被っても補償しかねます。必ず自身の目でサービスの契約内容をお読みになって下さい。
あとデータ容量/通信量等の単位はGBとGiBとか厳密に区別せずに全部GBの表記にしています(1つのサービス内でもドキュメントによって混在したりしていて1つ1つ確認が大変だったため)。
各サービス
RDBMS
Neon
- postgresqlベース
- ブランチの機能がある
- 日本からの最寄りリージョンはシンガポール
- ガチでRDBMSだけのサービスなので、別途アプリケーション部分は探してこないといけない
- アプリケーションとNeonのレイテンシを考慮するならシンガポールにアプリケーションを置いたほうが良さそう
- 無料枠あり
- 容量0.5GB
Vercel Postgres
- 上記Neonを使ってVercelのサービスとして提供している
- Neonを素で使う場合と出来ることが微妙に違うので注意
- ご存知Nextの開発会社のVercelのサービスの1つ
- NextとかNuxtとかを無料からホスティングしたいならこれがお手軽そう
- Hobbyプランなら無料〜
Cloudflare D1
- エッジで動くSQLite
- 無料枠: 500万行/日
- 有料プランは $5/月〜(Wokerとセットみたい) + 従量課金
- Cloudflare Workerから呼び出すことになる
Supabase
- 読みはスーパーベースらしいです
- 最近正式サービス化された
- Firebase代替を謳っている
- Posgresqlベース
- 基本的にはAPIで操作する
- トランザクションを使いたい場合はストアドで
- RDBMSベースとはいえAPIで操作する以上、直接RDBMSと接続する場合と比べて制限がかかる
- 無料枠あり(500MBのデータベース容量上限、他帯域などの制限あり)
NoSQL
Firestore(Firebase) / Cloud Datastore
- DatastoreはFirestoreに統合された
- 無料枠あり
- 容量1GB
- 読み込み5万回/日
- 書き込み2万回/日
- ネットワーク下り10 GB/月
MongoDB Atlas
- 無料枠なら容量512MB
DWH(Data ware house)
BigQuery
料金 | BigQuery: クラウド データ ウェアハウス | Google Cloud
- 無料枠あり
- 容量10GB
- read 1TB
比較的安価なサービス
※いっぱいあって調べきれてません
さくらのレンタルサーバー
WordPress、EC-CUBE、concrete5等CMSが使えるスタンダードプラン - レンタルサーバーはさくらインターネット
- 最下位プランのライトではMySQL使えません
- スタンダードだと500円/月〜(年契約の場合)
- お試し2週間
Heroku
- 昔は半永久無料で使えていた
- Heroku Postgres が$5から
- アプリケーション部分は別
PlanetScale
Pricing and plans — PlanetScale
- 昔は半永久無料で使えていた
- アプリケーション部分込みで東京リージョンなら $47〜
Render
- お試し90日間
- 以降は$7〜
- アプリケーション部分は無料から
期間限定無料枠のあるプラットフォーム
AWS
利用開始から1年は無料枠があります。その範囲内ならRDS含め無料運用可。
GCP
https://cloud.google.com/free/?hl=ja
利用開始から90日間で$300の無料枠があります。
CloudSQLは含まれなさそう(?)
これが終わってもサービス毎の(半)永久無料枠があります。
僕はこう思ったっス
※個人の感想です